SAP BUSINESS SYMPOSIUM '08

SAP BUSINESS SYMPOSIUM ’08 開催報告

2008年5月30日(金) ウェスティンホテル東京:恵比寿




 企業価値最大化を担う日本型CFO
 −企業統治と持続的成長を目指して−

2008年5月30日、SAP BUSINESS SYMPOSIUM '08「企業価値最大化を担う日本型CFO 〜企業統治と持続的成長を目指して〜」が、東京・恵比寿にあるウェスティンホテル東京にて開催されました。当日の来場者数は600名を超え、企業価値向上のための戦略や内部統制に対する関心の高さが伺われました。


SAPジャパン株式会社 八剱洋一郎

SAPジャパン株式会社 八剱 洋一郎


特別基調講演 花王株式会社 星野 敏雄 氏

特別基調講演 花王株式会社 星野 敏雄 氏


パネルディスカッション

パネルディスカッション



今回行われたシンポジウムのテーマは、「企業価値最大化を担う日本型CFO 〜企業統治と持続的成長を目指して〜」。
弊社代表取締役 八剱 洋一郎の開会の挨拶に続いて、午前中に行われた特別基調講演 『花王の価値創造経営 〜継続的企業価値向上を目指して〜』 では、花王株式会社 代表取締役 専務執行役員である星野敏雄氏から、「企業価値向上のためには投資のタイミングとコストの見極めが重要であり、そのためには情報を迅速に把握し、活用しなければならない」との提言がなされました。
同社では近年、EVA(利益から利益を生み出すために使用した資本コストを控除した額)という財務指標に基づく利益拡大に向けて、2003年に海外拠点に、2007年には国内にSAPソリューションを導入。花王を支える、ビューティーケア、ヒューマンヘルスケア、ファブリック&ホームケア、ケミカルなど、4事業のグローバル化の実現に取り組んでいます。


特別基調講演に続いて行われたパネルディスカッション 『価値創造経営を牽引する組織と役割とは 〜日本型CFOの可能性を考える〜』 では、花王株式会社 代表取締役 星野敏雄氏、株式会社KKRジャパン 代表取締役社長 蓑田秀策氏、牧野総合法律事務所 所長 牧野二郎氏の3人をゲストに、SAPジャパンの代表取締役最高財務責任者 井野勢津子を加え、企業価値の本質やこれからの日本のCFOに求められる役割などについて活発な議論が展開されました。
これまで時価総額の観点から語られることが多かった企業価値について、セキュリティーやコンプライアンスなど数字では表せない要素も求められるようになり、そのファクターが劇的に変化している現状を指摘。これらを可視化し、客観的な判断基準を確立することの重要性とその難しさを、企業経営者、法律家、投資家というさまざまな立場からアプローチしました。


また、午後から行われたセッショントラックでは 『グループ経営の見える化』 『オペレーションの効率化』 『内部統制対策』 の3つのテーマに分かれ、さまざまな業種のユーザー企業の発表が行われました。
三井金属鉱業株式会社で内部統制プロジェクトを手掛けた小野哲二氏は、経営と連携しながら、効率的に情報を吸い上げ、国内外を含め95もの拠点の優先順位を決めながら、内部統制の整備を行ったプロセスを詳しく紹介。このほか、ユーザー各社からはSAP製品やSAPが提唱するGRC(ガバナンス、リスク、コンプライアンス)の導入実績や、情報を迅速に集約し、財務に役立て、経営や現場との連携をどのように行っているかなどが紹介されました。

SAP BUSINESS SYMPOSIUM '08は、「変化するビジネス。牽引するIT。」をテーマに、7月23日(水)、東京での開催が予定されています。

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